円安はそもそもなぜ起こるか?
というとより多くの円売りが行われるからである。
円を売るには、簡単に言えば円を使ってドルを買うことである。
円が安いせいで生活が〜というのは少し違う様な気もする。実はバブル期の最後プラザ合意で行われたのは、円安から円高である。
当時ドルの価値は今の2倍ぐらいであった。円の価値が〜とはいえ今の2倍安かった訳である。
しかし景気は良かった。円が安いゆえに物が売れ、国内に金が回ったのである。
じゃあ円安は悪くないのではないか、であるが、今は株高、輸出企業も続々利益が好調にもかかわらず、なぜか金が回らないのである。
留保である。
それであれば、円安になると庶民の暮らしは当然良くはならない。となれば円高の方が、輸入がし易い分へんな負担がないのである。
しかし、政府は好調の企業へ、国民の増税分を更に補助していくのである。誰が見ても狂っている。が、中々TVでは話題にされないし、それゆえに事情を知った少数派がデモをしたところで変な人である。
そしてそして今である、ついに政府とメディアが宣伝し始めたのが新NISAである。
ここで売りにされているのが米国株である。
投資をするのはある程度は余裕のある人である、その様な人々がこぞって日本円で米国株を買うというのはつまり、日本円を売ることと同じである。
また円が売られて安くなることを意味するのである。
このまま順調に株が成長し、売却という流れが続けば良い。
しかし、今世界で台頭して来ているのはbricsであり、それに追随する産油国もある。
そして米発のスマホ、snsバブルが一体いつまでもつか、である。アップルはもはやスマホに関しては5,6年以上何にも変わっていない。
何より🍎など有力な数社を除いた成長率は日本と大して変わらないのである。
ここ何年かの米国株バブルはたった数社に牽引され、そこに関連する企業の株が買われて上がり続けていたに過ぎない。
そこに計ったかの様に、日本ではインバウンドブームである。移民政策を推進しようとする岸田自民と、岸田自身の家族企業に利益を供与する形で強硬である。
国民無視のあからさまな愚策である。しかし止まらない。
不法滞在者の大半は観光ビザでの入国である。