yukkuritabiのブログ

ゆっくり旅する 日記と頭の整理と

三島由紀夫が理想としたもの 保守とは 1

クーデターの時、ビラにしてばら撒いた文

の中に書かれた文章。

 

その中で、

われわれは戦後の日本が、経済的繁栄にうつつを抜かし、国の大本を忘れ、国民精神を失い、本を正さずして末に走り、その場しのぎと偽善に陥り、自ら魂の空白状態へ落ち込んでゆくのを見た。政治は矛盾の糊塗、自己の保身、権力欲、偽善にのみ捧げられ、国家百年の大計は外国に委ね、敗戦の汚辱は払拭されずにただごまかされ、日本人自ら日本の歴史と伝統を涜してゆくのを、歯噛みをしながら見ていなければならなかった。

 

とある。

 

彼が嘆いたのは不甲斐ない当時の現状で、それはまさに歴史と伝統を蔑ろにして個人の経済的繁栄のみを求める日本人の姿だった。

 

それはまさにアメリカ的な個人主義のコピーの様なものだ。

 

こんな文もある、

シビリアンコントロール

アメリからしか来ないんだ

と。

 

現在のアメリカ左翼政党の押し付ける多様性を無理矢理飲まされる日本の状況も全く変わらない。

日本には豊かな多様性のある文化があるにも関わらず、多様性の尊重を強制し、何故か極めて一部のLGBTへの理解を強制する法律まで作成してしまった。当事者らが反対しているにも関わらずである。

 

まさにアメリからしか来ない。

日本からは漫画とアニメと車ぐらいである。

 

重要な歴史や伝統は蔑ろにされたままである。